あなたの肩は上がりますか?
肩を上げると『あっ、イタイ!』と思う事はありませんか?
・袖の長いジャケットに腕を通す時
・肩の高さより上の物をとろうとする時
・運転時、後部座席の荷物を取ろうとする時
等々普段の日常動作から運動などで単純に肩を動かす時など思いの動作が出来ずにいる方も多いかと思います。
結構、肩が上がらなくなると皆さんなんでも『四十肩、五十肩になった!』と言われる方が多いのですが、そうでない場合も結構あります。
四十肩、五十肩はどの様な症状?
どうしても人間は20歳を過ぎると筋肉や関節、内臓などの細胞がが退化の方向に進んでいきます。
「肩」という部位もそうですが筋肉が落ちてくると当然疲労(筋肉に乳酸が溜まる)が進みやすくなり固くなってしまいます。
それでも結局そのまま使ってしまうので肩の中で炎症が起きてしまいその回復過程で関節が固まってしまうので上がらないのだったり、痛くて上がらなくなってしまう事が多いです
これが四十肩、五十肩の痛みの流れです。
「なぜ固まってしまうのか?」などの正確な原因やメカニズムは未だに解明されていないことが実は多いのです。
イタイけど上がるなどの場合、肩関節でななく肩周辺の「筋」また「腱」の問題の場合も多いです。
痛くなりやすい部分は?
1.肩の付け根の後ろ(肩と腕がつながっている部分=腱板筋)での炎症
上腕と肩甲骨に付いている細く小さい筋肉が付いています。ここが年齢と共に筋力が落ちてきてしまい炎症を起こしやすくなりいわゆる「腱板炎」といわれる症状です。
2.肩の前面の付け根の痛み(上腕二頭筋腱の炎症)
この部分も炎症が起こりやすく、「腱板炎」と同じく細い女性や肉体労働など肩、腕をよく使う男性も痛くなる方が多いです。
3.肩の骨(肩峰)と筋肉の摩擦での潤滑液の炎症(肩峰下滑液包炎)
肩峰とは肩の端の一番出ている部分でその部分と肩を外側から上げる時に使う「棘上筋」という部分の間の潤滑液(車で例えるなら油)が腕の上げ下げでの摩擦により炎症を起こしてしまう状態です。
10代、20代の方はこの3つの炎症が多くいわゆる『四十肩、五十肩』みたいに関節まで固まらない事が多いです。
カラダカイロでの施術の流れ
肩を痛めたきっかけ又作業動作などを詳しくカウンセリングで伺い原因の可能性を探ります。
痛みの出る動作を再現してもらいどの関節部分又どの筋肉や腱で問題を起こしているかを検査させて頂きます。
カラダカイロでは問題を起こしている部分のスムーズな動きができる様に肩関節や肩甲骨の動きを矯正しそれを助ける筋肉又筋膜をリリースし動きを蘇らせます。
仕事中や自宅での負担のかからない使い方や注意動作をアドバイスさせて頂いたり、肩周辺の弱っている筋肉の強化指導(チューブトレーニング)なども必要に応じてご指導し痛みの再発防止の手助けを致します。