自宅でも外出先でもどこに居ても誰とでも繋がれるスマホは現代人にとって掛け替えのないコミュニケーションツールで中々肌身離さず手放せなくなっている方が多く見られます。
ですが、最近はそのスマホによって依存傾向がとても強くなった為に、カラダの様々な症状が起こりやすくなりました。
スマホだけに限らず仕事場でのPC作業時間の多さなどで、
・目
・手首
・首
を酷使する事によって起こるカラダの症状が目立っております。
今回はそのスマホ依存でのカラダへの影響や対策をご紹介します。
Contents
スマホ依存病その1「手首」
長時間のスマホ操作のし過ぎによる手首の辛さとして最近多いのが、
「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」です。
ずっと同じ姿勢で片手でスマホを触っていると特に手首に繋がる親指の腱の部分が可使用により炎症を起こしてしまう症状です。
また長時間でのPC作業(特にタイピング作業が主な)のデスクワーカーにも良く起こります。
<主な症状>
・手首の痛みで手に力が入りにくくなる
・親指側の手首の腫れ
<予防法>
先ずは単純にスマホの長時間の使用を減らす事が大切です。お仕事でPCを使う方は可能な範囲で席を外したり違う作業をして長い時間の手首の使用を避ける事も必要になります。またキーボードの手前にパームレスト(手首クッション)を置きPC作業時になるべく手首が反り返らない位置で作業をする工夫も必要です。
しれ以外にも普段のスマホ使用時は両手で入力をしたり、これは意外に気付いていない方もなっている方が多いのですが、自然とスマホ入力時指に力が入っている状態で入力している方も多い為その辺りも注意しましょう。
スマホ依存病その1「首」
座りながらスマホなどの小さい端末を見ていると自然と顔が前に飛び出し俯き気味の姿勢、いわゆるスマホ首とも言われる「ストレートネック」になってしまう方が多いです。
首がストレート(真っすぐ)なら良いのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、通常背骨は、
・頸椎の緩やかな前弯カーブ
・胸椎の緩やかな後弯カーブ
・腰椎の緩やかな前弯カーブ
によって様々な負担をカラダの外へと逃がせる「バネ」の役割を背骨は担っております。
ストレートネックにより、その「バネ」がなくなる事で負担や衝撃をもろに受けてしまいます。
主な症状
・首の辛さや痛み(上の向きづらさ)
・肩こり、頭痛
・顎のラインのたるみ
<予防法>
先ずはスマホ使用時に顔が俯かない様になるべくスマホを高い位置で見る事が必要です。
PC作業の方はデスクやイスの高さを調整してPC画面が顔の高さにくる様にしましょう。
スマホ依存病その1「目」
最近スマホの使用時間の多い若年層を中心に「急性内斜視」と言われる症状が目立っております。
内斜視とは普段から無意識に眼球が内側に向いてしまい乱視などの「二重にものが見えてしまう」症状が現れたります。
また中年層でも同じく近くで物をを見すぎてしまう事で、目のピント機能が低下してしまう事で起こる「スマホ老眼」と呼ばれる遠視が早まる方が多くなっております。
主な症状
・スマホを見ていた後に周りを見ると視点が合わない
・反対に遠くを見た後にスマホを見るとピントが合わない
<予防法>
急性内斜視もスマホ老眼も同じですが、先ずはスマホの使用時間を減らして目を細めに休ませる事が大切です。急性内斜視の場合は症状が進んでしまった場合は近くの医療機関での診察をお勧めします。またプリズムレンズといわれる目の矯正も必要になる場合があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
様々な情報を必要とする現代はどうしてもスマホやPC環境が必要な時代です。ただ健康が損なわれない様にご自身での対策も同時に必要な時代でもあります。
整体やカイロプラクティックでの猫背矯正や骨盤の調整など行った上で正しい姿勢でお仕事をされたりまたは、おうち時間を過ごす事でもカラダの負担をカバーできます。
何かを制限しなければいけないという意識よりも予防法を踏まえた習慣としてのスマホやPCとの向き合い方を考え直して見るのも良いと思われます。
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カラダカイロ 院長<カイロプラクター>
『施術を受けないカラダ(姿勢)づくり』をモットーに「自身のカラダを自分で守る」事をお教えしながら『〜あたらしいカラダの作りかた〜』を提供しております。