子供の猫背姿勢予防は育児に繋がる?

小さいお子様のいる方、またはまだ1歳、2歳でこれからどんどん大きくなっていくという段階の親御さんも多いと思われます。

ご自身も私生活でお子様の抱っこなどでの猫背姿勢や骨盤の歪みなどで肩こり、腰痛などに悩まされている人も多いですが、

 

『そんな思いを子供にはなるべくさせたくない!』

 

そう思われるのではないでしょうか?

やはり肩こり、頭痛や腰痛癖などの辛さだけではなく大きくなる子供の「成長」を考えると当然小さい頃からの猫背姿勢だど成長期の妨げになり伸び悩んだり、後々の大人になってからの肩こり腰痛等々を起こす原因になりかねません。

 

さらに実はそれだけではなく不良姿勢が起こすデメリットも色々と現れてきます。。

 

今回はその後々の育児にも関係するデメリットのご紹介と予防方法をご紹介いたします。

 

普段、子供の姿勢を注視していますか?

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当然ですが、お子様自身は猫背姿勢かどうか?なんて全く気にしていません。

大人みたいに姿勢が悪いから肩こりがすぐに出てきたり、腰痛が辛いなんて事はあまりありません。お子様自身が気づく事はないので近くで見ている親御さん方が一声掛けてあげないと残念ながら、そのまま成長して姿勢の悪いまま大人になってしまいます。

勿論、大人になれば親御さん方と同じ様に肩こり腰痛に悩まされてしまいます。

ただ最近ではお子様自身が特に調子が悪い訳ではないが、頭が痛くなったりまたカラダの倦怠感を親御さん方に伝えるお子様の話もよく耳にします。そうなると勉強に集中出来なくなる事も起きてしまいます。

そういう意味では親御さんからの正しい姿勢の指摘も育児と大切な繋がりがあります。

また外見的な猫背姿勢の問題だけではなく病名まではつかないにしてもメンタル的な心の問題でお友達とのコミュニケーション不足になるかもしれないと言われたら、何とか小さい内になるべく正してあげたいと思いませんか?

 

お子様の猫背姿勢の原因とは?

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大人の方と同様にお子様にも姿勢が悪くなるキッカケが普段の生活には色々と出てきます。

 

スマホやSwitchなどのゲーム

大人同様に今は小さい頃からスマホを触る習慣がお子様も多い時代です。TVゲームも昔ならテレビのモニターに繋がないとゲームが出来ませんでしたが昨今は任天堂Switchなどネット環境さえあればもしくはネット環境がなくても手軽にどこでも持ち運べる為、正しい姿勢という観点でもスマホとあまり変わらず、強い下向き姿勢で長時間集中してしまうお子様が多くみられます。

 

身体能力の低下

身長同様にお子様によって走ったり飛んだりする身体機能の違いはありますが、昔よりも公園で進んで外遊びをするお子様が徐々に減ってきています。当然運動量が少ないと筋力やカラダの柔軟性は低下してしてしまう為、特に正しい姿勢を維持する筋力がなくなる事でも猫背姿勢になってしまいます。

 

猫背姿勢を放置

これが結構多いのですが、親御さん方が

『たかだか姿勢でしょ』

と思われて放置してしまってそのまま見過ごしているご家庭が多くみられます。
昔は結構学校でも先生が

『ちゃんと立ちなさい!』

とか

『背筋を伸ばして座りなさい』

など言われましたが、最近はあまりそういう話も聞かなくなったり、そもそもその先生も多忙すぎて猫背姿勢でダランと立ってしまっている方も私のサロンに沢山来られます。

 

猫背姿勢の健康面でのデメリットとは?

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肩こりや頭痛

上記でも出てきましたが、大人と違って子供は筋肉が軟からかい為、肩が凝る感覚が分かりません。激しいスポーツ障害などで腰を痛めない限り、すぐに腰痛が出る事もありません。もしその様な肩こりや肩こりからくる頭痛っぽい症状がある場合は結構状態が良くない場合も考えられます。

 

最近イライラしやすい

コチラも時々親御さん方から聞きますが、すぐイライラしやすいお子様が増えてきており、猫背姿勢からの問題の可能性も考えられるのです。

大人もですが、猫背姿勢などのうつ向き気味な姿勢になると空気をカラダに取り込むのが弱くなる、いわゆる呼吸が浅くなる事で自律神経のリラックスする副交感神経の働きが弱くなり自律神経の興奮する側の神経の交感神経が優位になる事でイライラ感が表に出てしまいます。

大人は長く生きてきた経験があるので、その方それぞれで対処方法を持っていますが、子供の場合はそうはいきません。

 

疲れやすい

近頃はお子様の体力不足で疲れやすいお子様も増えてはきてますが、それ以前に猫背姿勢で呼吸が浅くなる為、酸素を取り込む量が少ない分、体力の無いお子様は疲労感もすくに感じてしまいます。

 

集中力がない

正しい姿勢を継続すると疲れそうと思っている方も多いのですが、実はその反対で習慣化されると疲れにくくなるものなのです。

猫背姿勢は肩や背中、骨盤などに負担が掛かり、疲れやすく当然もともと集中力が散漫な小さいお子様はより集中できなく授業が頭に入っていないで、気が付いたらただ座って過ごしているなんて事もしばしばあります。

 

自己肯定感の低さ

大人もですが姿勢が悪いと気分も落ち込んだり、後ろ向きな気持ちになり自己肯定感が低下しがちです。それがまだ心もカラダも成長期前のお子様の場合はどうなるのでしょうか?

きっと自分に自信のない習慣が続くとそういう性格になる可能性ももしかしたら考えられます。やはり自信のある人や自信がある様に見える方は常に前向きで胸を張っている様にみられます。

 

口で呼吸する癖がつく

よく鼻が詰まりやすいと口で呼吸する癖がつくと言われますが、猫背姿勢からもそうなる可能性があります。

姿勢が丸くなるとバランスを保とうと前かがみの姿勢になりますが、それに合わせて口の周りの筋肉(開口する筋肉)が緩み気が付くと口がホワーンと空いてしまいます。それに合わせて空いている口で呼吸する様になってしまう場合があります。

 

 

猫背姿勢の予防方法は?

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まずお子様に悪い姿勢を指摘する前にするべき事は

『姿勢が悪い事を自覚させる』

事が大切になります。ただ闇雲に

『背中を丸めるのをやめなさい!』

と言われてもどうしてそれをしなければいけないのか理解できません。
立ち鏡で本人に今どういう姿勢なのか?またその状態のままだと後々どうなるのか?などをキチンと説明した上でお子様に対して姿勢のご指摘をされた方が素直に受け止めます。

 

お手本を見せる

これも本当に多くとても大切なのですが、お子様の姿勢をご指摘している親御さん自身が普段からうつ向き気味な強い猫背姿勢で過ごしていたら全くお子様も聞き入れませんし説得力がありません。。

子供は何にしても先ずは近くにいる親御さんや大人の方を見様見真似でお手本にします。ですのでお子様の前では正しい姿勢を意識する事も忘れずに心がけましょう。ご自身の為にもなりますのでオススメです。

 

マイルールを設ける

大人もお子様もですがやはり姿勢で一番良くないのは

 

悪い姿勢で長時間過ごす

 

これが一番良くないのです。ですのでスマホやゲームをもしさせるにしても30分に1回は一旦やめて休憩させるなどのルールを設けるのも悪い姿勢の癖の予防になります。

またこれは大人もですが、座られる時に骨盤が後ろへ傾かない様な手前側が楔状になっているクッションを使うのもオススメです。

 

整体やカイロプラクティックでの矯正

すでに歪みが気になっている様であれば整体やカイロプラクティックでの猫背姿勢の矯正や骨盤の歪みの調整をオススメいたします。

私のお店にも小学校低学年で連れてこられている親御さん方もいますしそのお子様に合わせて矯正の加減も調節可能なのでご安心下さい。

正しい姿勢をされた上で普段の生活習慣で正しい姿勢づくりをされるとより効果的です。

 

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

やはり何事もですが姿勢も早い段階で正しい姿勢を習慣化させる事が後々にお子様の為にもなります。

お子様も小学校に入ると勉強や習い事など様々な事を吸収していく大切な時期です。

その土台としてのカラダと心の健康であり姿勢づくりも育児のひとつとして重要なのではないでしょうか?

 

お子様共々に健康づくりも合わせた
キレイな姿勢づくりをはじめてみませんか?

 

 

 

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猫背骨盤矯正専門
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