小学生以上のお子様がいる方なら一度は気にされた事があるかもしれませんが
『座っている姿勢が丸い・・』
『猫背クセがつくのが心配・・』
など思われる方が多いです。
大人でもそうですが、実際に姿勢が悪いと肩こりや腰痛は勿論の事それ以外にも様々な悪影響を引き起こす恐れがあります。
今回はお子様の猫背が起こす悪影響の原因やチェック方法をご紹介します。
Contents
猫背になるとどうなるの?
一般的に姿勢が悪いと健康には良くないという事はご存知かと思いますが
大人だけではなく子供の場合にも色々な問題が起こります。
1.大人になると肩こり腰痛に
よく小さい頃、先生や親に『背すじを伸ばしなさいっ!』『ちゃんと座りなさいっ!』などと言われた方も多いと思いますが、やはり不良姿勢から筋肉に負担が掛かりやすく肩こり腰痛癖が付き悩まされる方が多いですが数十年の悪習慣は中々改善されず、大人になってそれが大切だという事が身に染みます。
出来れば子供のうちから気をつけさせる事でも後々大人になってからきっと感謝されるはずです。
2.学習能力が低下する
これが親御さんにとっては一番恐ろしい事かもしれませんが、授業中や自宅で勉強する時も机に前のめりになり背中を丸めてずっと勉強したり、また偏った姿勢や頭の角度で目を使っていると背中や眼が疲れやすくなり集中出来ずに結果、学習能力が低下してしまう可能性があるのです。
3.自己肯定感が弱くなる
自己肯定感とはいわゆる自分の性格や行動を自分自身で認める事により自信を持ちやすくどの様な辛い環境でもポジティブに対応出来るものです。
猫背姿勢になるとその見た目の印象も自信が無さそうに見えたりやる気がなく見えたりしやすく、またそのせいで周りからのイメージが低く見られる事で自分自身も好きになれず自己肯定感が弱くなる恐れがあるのです。
勉強が出来る出来ないよりこれが一番問題かもしれません。
4.カラダの中から不健康に
こちらも大人の方と同様ですが、猫背など背中が丸くなると姿勢的にも肋骨を圧迫されやすく呼吸が浅くなり易くなります。
呼吸が浅くなる事で筋肉に酸素が十分に届きにくくなり硬くなり若くて疲れ知らず年齢なのに疲れやすいなどの問題が起きます。
また内臓の活動も抑制され風邪を引きやすくなったりする可能性も出てきます。
5.転倒しやすくなる
猫背などの不良姿勢になると骨格バランスが崩れる事で筋肉、関節共に柔軟性がなくなり平地でもつまづいたり、よく転んでしまうお子様も増えています。
良く「現代の子供の運動能力が低下している」というニュースを目にしますが、単に公園などで遊ばなくなっただけではなくゲームなどでの不良姿勢からもバランスが崩れてお子様自身が思う様にカラダを動かせていないという事も考えられます。
なぜ猫背になる?
ではどうして猫背などの不良姿勢になるのでしょうか?
これは人間の誕生した発生学的なお話になるので詳しくは割愛しますが、簡単にいうともともと4足歩行の動物が2足歩行になる事で安定したバランスが崩れやすくなってしまった進化の過程の結果でもあります。
ですのでもともと生れながら姿勢が崩れやすいカラダでさらにスマホなどでの悪い姿勢が祟ってしまっているのです。
大人はもちろんの事筋肉の少ないお子様の場合はなおさらバランスが崩れ不良姿勢癖になる可能性があります。
猫背姿勢チェックポイント
そろそろお子様の姿勢がどの程度悪いのかが気になってきたのではないでしょうか?
簡単に出来るチェックポイントをご紹介します。
1.頭の下に背骨がある
お子様を横側から見て背骨よりも頭が前にないかをチェックしましょう。また後ろからお子様と同じ位置までしゃがみ
肩の位置が左右で傾きが違わないかもチェックしましょう。
背中が丸くなると自然と頭の重心が前に行きやすくなり顔が前に飛び出して見えてしまいます。
2.背骨のカーブ(S字)がキープ出来ている
自宅のカベにリラックスした状態でお子様の背中とお尻を付けて真横から覗き頭が浮いていたり、腰の前反り部分が手の平1枚以上ある場合はS字が強くなっている可能性があります。
3.骨盤が立っている
お子様を足が床につくイスに座ってもらいその状態で横側からお尻の角度(骨盤)が垂直になっているかを見ます。
骨盤はカラダの中心の為、ココが崩れているとカラダ全体が歪んでしまいます。
猫背姿勢の予防方法
ではどうしたら予防できるの?
という所ですが、コレも大人の方同様に良い姿勢の習慣がポイントになります。
悪い姿勢を覚えてもらう
まずはお子様自身が悪い姿勢かどうかを認識する必要があります。
そこでスマートフォンの登場です。
お子様の姿勢(普段の立ち姿勢)をカメラで取り、それを見せながらお子様と二人でどこが悪いのかを確認しましょう。
ゲームや勉強中の姿勢を指摘
やはり自分の姿勢が悪いとわかっていても気をつけなかったり、直さないのが子供です。
タブレットなどの小型ゲームをするにしてもテーブルなどを用意して目線が下がらない工夫をしましょう。
大人も同様ですが胡座を掻いてゲームをするのも猫背姿勢が強調されますので注意が必要です。
公園で遊ぶ
公園は姿勢を正す良い場所です。
ジャングルジムなどのカラダをひねったり登ったりするものはバランス感覚を養ったりまた柔軟性が高まり良い姿勢に戻し易くします。
やはり良く動かすという事が大切です。
自宅であればバランスボールなどもオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
たかだか子供の猫背と思われていた方もどれだけ様々な心やカラダの内外面に影響するのかがご理解頂けたと思います。
後々の事を考えると子供のうちに改善したいかと思います。
小学生のお子様でも年齢に合わせた整体やカイロプラクティックでの調整が可能です。
これからのお子様のカラダや心の成長の為にも
猫背姿勢を見直すことをオススメします。
札幌市営地下鉄東西線白石駅1番出口より徒歩1分
整体カイロプラクティック
【猫背骨盤矯正専門】
〜あたらしいカラダの作りかた〜
カラダカイロ
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カラダカイロ 院長<カイロプラクター>
『施術を受けないカラダ(姿勢)づくり』をモットーに「自身のカラダを自分で守る」事をお教えしながら『〜あたらしいカラダの作りかた〜』を提供しております。